ブランドってなに?
ブランドをわかりやすく
簡単に整理してみました!

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今回のテーマは「ブランド」についてです。

「ブランド」という言葉はよく聞きますが、なかなか言葉で説明しにくいものですよね。「高級商材+ロゴ=ブランド」みたいなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
でも実際はそんなことはなく、どんな安価な商品でも、小さな企業でも「ブランド」を持つことが可能なのです!

簡単に言うと
『ブランドは時間や対価を払ってでも得たい価値(強み)であり、その価値を活かしてファンを作ることを目的としています。』
という感じなのですが、ここでは、もう少し「ブランド」の定義について掘り下げていきます。

ブランドを簡単に定義してみました。

ブランドを簡単に定義してみました。

〜ブランドの定義〜
生活者が商品やサービスの「意味ある差」に共感し、
ファンになっている状態

ブランドの定義を簡単にまとめると上記になります。ここでポイントとなるのは、ブランドはロゴマークなどの形あるものだけではなく、「生活者の頭の中」にあるものだということです。

この「頭の中あるもの」という部分がモヤモヤしていて、ブランドをわかりにくくしている原因になっています。この定義を前半部分の「意味ある差」と後半部分「共感」、「ファンになっている状態」の3つに分けて説明していきます。

実質0円でブランディング・ブランド戦略策定。ブランディングにより、生活者に期待感情、好感をいだかせ「ファン」にする。
実質0円でブランディング・ブランド戦略策定。ブランディングにより、生活者に期待感情、好感をいだかせ「ファン」にする。

「意味ある差」とは「ブランド価値」

「意味ある差」とは「ブランド価値」

「意味ある差」という表現がわかりにくいと思うので説明をします。

商品には基本的機能などが備わっているので、それだけでも購入する価値、つまり商品価値をもともと持っています。しかし、いろいろな商品があふれる中、その商品価値だけでは継続して皆さんの商品を選んでもらうことは難しくなってきています。なぜなら、同じ種類の商品であれば同様の商品価値を持っている可能性が高いからです。
そのような状況下で皆さんの商品を常に選んでもらうためには「商品価値」以外の「差」を生活者に感じてもらうことが必要になります。

その「差」が生活者が時間や対価を払ってでも得たいと思う「意味ある差」なのです。そしてこの「意味ある差」こそが「ブランド価値」と呼ばれるものになります。

この「ブランド価値」は、生活者によって感じ方が異なるので、万人受けするということは難しいです。でも、全ての生活者ではなく特定の生活者にファンになってもらうことが、ブランドには重要です。万人受けするものは、エッジがなく一般的な商品(コモディティ化)になる可能性が高いからです。

上記を踏まえ、ブランドを再定義すると以下になります。

「意味ある差」とは「ブランド価値」

〜ブランドの定義〜
生活者が商品やサービスのブランド価値に共感し、
ファンになっている状態

ブランドは誰のもの?企業だけのものではない!

「ブランド」は誰のものか?その答えは「生活者と企業のもの」です。

生活者に「他の商品とは違う!」「絶対にほしい!」と頭の中でイメージしてもらわなければ、「ブランド」として成り立ちません。つまり、ブランドの主導権を握っているのは企業ではなく「生活者」なのです。

企業側が「これがブランド価値で皆さんにとても役立つものですよ!」と伝えたとしても、生活者がそこに「ブランド価値」を見出さなければ、それは単なる「差」でしかなく、残念ながらブランドと呼べるものにはならないのです。
重要なのは「ブランド」は生活者の頭の中にあるものということです。

企業だけでブランドは成立しないからこそ、各企業がCMや広告、イベント等で生活者とのコミュニケーションを図り、ブランド認知をしてもらうことにかなりの金銭や労力や時間といったコストを支払っているのです。

ブランディングとマーケティングの違いを簡単にわかりやすく解説!
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ブランド価値に「共感」してもらう

ブランド価値に「共感」してもらうにはどうしたらいいのでしょうか。それには、基本的に下記の4つの要素が必要だと考えています。

共感に必要な4つの要素

  • 01COMMUNICATION:コミュニケーション力
  • 02SNUGGLE:寄り添う力
  • 03EXCITING:ワクワク力
  • 04TRUST:信頼力

上記をきちんと備えているかが、「共感」される上で大きなポイントとなります。これらの4つの要素についてさらに詳しく説明していきます。

01生活者とのコミュニケーションをとる

生活者目線でのコミュニケーションがなければ共感は生まれません。生活者と企業とはブランドに対する知識量や立ち位置などの前提条件が異なります。企業は、生活者目線を第一に考えコミュニケートする必要があります。

02生活者に寄り添う

生活者の考えていることを理解し、生活者のためのブランドになっているのかが重要になります。企業にとって売り上げは大切ですが、その前に生活者の課題を解決し、役立っているかハッピーにしているかにプライオリティをおきます。

03気持ちを揺さぶられるワクワク

生活者は想定していた範囲の価値を提供されても、満足も共感もしません。そのブランドで自分自身が変化できたり、新しい体験ができるといったワクワク感がブランドには必要です。

04論理的で信頼できるブランドか

ブランドは生活者に守るべき約束を持っており、正直でいなければなりません。生活者が思っている価値を提供できないのに、それを誇大に伝えることはもちろん、生活者が想定していた価値を提供できなくなった時点で信頼は失われ「共感」はされなくなります。
またブランドは、情緒的な価値だけではなく、論理的な裏付けやロジックが必要になります。エビデンスのないブランド価値に共感は生まれません。ブランドが生活者に届ける体験は、ロジカルに証明できるものでなければなりません。

「想い」がブランディング成功の鍵!「Why」「How」「What」で ストーリーを伝える。
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なぜか応援したくなる
「ファンになっている状態」とは

ファンになると言っても、段階があります。
ブランドイメージに共感し、そのデザインや外見で好きになるライトなファンもいるかと思います。また、無名だったブランド価値に早期に気づき、ついついSNS等で自発的に応援してしまっているということもあるでしょう。

「ファンになっている状態」とはそのブランドを愛してしまい、ブランドの成功を共に喜び応援している状態だと言えます。企業よりもブランドのことを知っている人も出てくるかもしれませんし、エバンジェリストとしてブランド価値を伝える人になってくれるかもしれません。
このような「ファン」がいることが、ブランドには必要不可欠であり、企業にとっては最大の喜びにもなるのです。

実質0円でブランディング・ブランド戦略策定。ブランディングにより、生活者に期待感情、好感をいだかせ「ファン」にする。
実質0円でブランディング・ブランド戦略策定。ブランディングにより、生活者に期待感情、好感をいだかせ「ファン」にする。

今回は簡単に「ブランド」という言葉についてまとめてみました。

「ブランド」は最終的に「ファンをつくる」ことを目的としています。時間やコストをかけ生活者とコミュケーションをとることで「ブランド価値」に共感し、「ファン」になってもらうことが可能になります。生活者の頭の中にあるイメージを変化させていくという難易度の高い「ブランド」。

しかし、「ブランド」によるメリットは計り知れませんので、皆さんも一度「ブランド」構築を検討されてはいかがでしょうか。

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